Elm で Hello world! する
環境:
Mac: 10.13.6 High Sierra
node: v10.5.0
Install · An Introduction to Elm
上記の公式ドキュメントを読みながら進めていく。
インストール
まずは公式ドキュメントの Intall > Mac Installer から elm をインストールする。インストール先はホームディレクトリで良いと思う。
そうするとコマンドラインから elm-make, elm-repl, elm-reactor ...
などのコマンドが使えるようになる。
コマンドがインストール先のディレクトリを見ると .elm/
が作られている。この中に elm を動かすのに必要なパッケージたちが格納されているようだ。
Hello world する
REPL で Hello world!
先ほど elm をインストールしたことによって elm-repl
コマンドが使えるようになったはずだ。REPL を起動するにはコマンドラインでこの elm-repl
コマンドを叩くだけだ。
$ elm-repl
すると下記のようなインタフェースが起動する。ここで Hello word してみよう。
---- elm-repl 0.18.0 ------------------------------------------------------ :help for help, :exit to exit, more at <https://github.com/elm-lang/elm-repl> -------------------------------------------------------------------------- > "Hello" ++ " world!" "Hello world!" : String
Hello world! できた。
ちなみに elm では文字列の連結を ++
で行う。
REPL から離脱するにはお馴染みの ctrl-C
または :exit
すれば良い。
elm-make してブラウザから Hello world!
まず hello.elm
を作成して好きなエディタで開く。
エディタのデフォルトでは elm のシンタックスハイライトが効いていないことが多いので、該当パッケージをインストールしよう。公式ドキュメントの Install > Configure Your Editor にも親切にリンクが貼ってある。
<div> <h1>Hello world!</h1> </div>
こんな感じの HTML にコンパイルするには hello.elm
を下記のように書く。
import Html exposing (div, text) main = div [] [ h1 [] [ text "Hello world!" ] ]
どうやらはてブロのエディタブロックでは elm のシンタックスハイライトは対応していないようだ。
それはいいとして、次に上記の hello.elm
を保存し、コマンドラインツールで hello.elm
があるディレクトリまで移動する。そこで下記コマンドを叩く。
elm-make hello.elm
すると、Package が必要っぽいけどインスコしますか?と聞かれるので Yes
と答えよう。hello.elm
をコンパイルするのに必要な Package がインストールされ、さらにコンパイルまで完了してくれるはずだ。
ディレクトリを見てみると index.html
が生成されている。
ちなみに先の elm-make
で --output
オプションを指定した場合はファイル名を変更できるみたいだ。ファイル形式も変更できるかもしれない。
下記コマンドでデフォルトに指定しているブラウザで 32px bold
の Hello world! が拝めるはずだ。
open index.html