某珈琲豆焙煎所のバイトでモラハラにあった話
心無い言葉を浴びせられ続けて、8割くらいは受け流したりパリィをとって、まともにダメージは受けていないつもりではあった。
ただ、それでも吐き出さずにいると精神衛生的に良くなさそうだったので、この場を借りて書きなぐらせていただく。
まずは簡単に経緯を書く。
以前勤めていた会社を辞めて、失業保険受給期間を終えた頃、社会復帰リハビリと気分転換を兼ねて珈琲豆焙煎所でバイトを始めた。
バイトは2022年11月、12月の二ヶ月間続けた。
二ヶ月の試用期間があったのもあり、試用期間いっぱいで辞めた。
この間バイトの出勤日は8日ほど。
この8日間でモラハラ的行為がどんどんエスカレートしていき、これ以上は関わり合いたくないと思ったため、辞めることを決めたわけである。
いつのまにかモラハラを受けていた
久しぶりのバイト(というか社会に出ること自体久しぶり)ということもあり、最初は何を言われてもふむふむと聞いていた。
たまに、「前に教えてもらったことと違うこと言っているな」とか思うことはあったが、仕事内容のメモをしっかり取れてなかったり、教えてもらったそのとおりの手順で作業できていなかったりという自分の非は自覚していたので、小言や文句を言われても素直に謝り、次から気をつけるようにしていた。
ところが、ある程度仕事を覚えてきて、作業も多少は素早く正確にこなせるできるようになってきたかな、と思い始めてきた頃。 なぜだかわからないが、ちょっとしたアラを見つけてきては執拗に文句を言われ続けた。
小言や文句、時には罵声を、5分に一回は浴びせられる。
なんらかの作業を行った後、必ずと言っていいほど小言を言われる。
仕事上でわからないことを確認したり、質問したりしただけなのによくわからない理由で怒られる。
意味がわからない。奴は、頭がおかしいのではないか。
これがモラハラなのだと確信したのは、辞めた後のことだ。
辞める意思を伝えたのはバイト7日目である。
その後のバイト8日目(最終日)、少しは当たりが弱まるのではないかと思ったが、まったくそんなことはなくただの地獄だった。
あげくバイトを終えた後 LINE にて、カップが汚れていただなんだとミスの指摘をされる。こっちはもう辞めているわけだし、そんなメッセージを送ることになんの意味があるんだか。
モラハラの具体的な内容
具体的な内容と言っても、詳細まで書くつもりはない。
私が受けたモラハラ行為を一般化した上でリストアップする。
- 相手の性格や特徴を批判したり、差別する
- 相手を見下すような発言を頻繁に行う
- その場にいない人間の文句を平気で言う
- 重箱の隅をつつくような指摘を頻繁に行う
- 威圧的な態度で相手に有無を言わせないようにし、罵声を浴びせてくる
- 常にイライラしているが、急に(だいたい仕事が終わりに近づいてくるあたり)フレンドリーに接してくる
などなど。
モラハラマンについての考察
ネットで検索すれば典型的なモラハラマンの性格や特徴などはすぐに出てくるので、ここでは私のケースではこう(と思われる)ということを書いていく。
考察ということもあり、憶測も多々含む。
まず、モラハラマンは自己中心的である。
その発言すべての裏側に、自己中心的性格が見え隠れしているのだ(感覚的なことが大きいので、具体例は書かない)。
ひとつ言えるのは、相手の気持ちを慮るということをまったくしない。いや、できないのだろう。
相手の気持ちがわからないため、その言葉をもらった相手がどれだけ嫌な思いをするかわかっていないのだと思われる。
こちらはモラハラマンの気持ちを考えて行動する。
モラハラマンは自由に振る舞う。
また、その自己中心性の高さもあり、モラハラマンは精神年齢もかなり低いと思われる。
おそらくだが、過去に色々あって(親から同じようなことをされて育ってきたなど)、性格がねじ曲がったまま今まで生きてきたのではないだろうか。
自分が傷つけられてきたから自分も人を傷つけていいというのは、子供の理屈である。
精神的に大人に成長する機会を逸してきた大人は、関わる人間を不幸にするケースが多いのではないだろうか(一番不幸なのは本人かもしれないが)。
しかも本人はそれに気づいていないように思う。
自覚がないというのは本当にたちが悪い。そこには悪気も悪意もないのだから。
最近(?)よく聞くサイコパスとも通ずるものがあるかもしれない。
モラハラの対策
私は今回(不幸なことに)モラハラにあってしまったが、ある程度精神的にタフな状態だったため、冒頭で書いた通りそこまで痛手を負うことはなかった。
そんな私が、モラハラ被害にあっている最中どういうことを実践していたか(無意識的なものも含む)書いてみる。
へらへらする
私の性格的なものもあるかもしれないが、かなり意識してへらへらするようにしていた。
バイト中はマスクをしていたので、実際にヘラヘラ顔をしていても相手にはわからなかったりするので好都合だった。
相手と同じ土俵に立たない
言い返したり怒り返すことによって、相手と同じ土俵には立つべきではない。
無駄にエネルギーを使うだけだ。
何か言われても謝らない
今思えば、私はわりと謝ってしまっていた。
おそらく、彼らに怒られても謝る必要はない。
なぜなら、彼らは相手から謝られることによって調子づくような人種だからだ。
そういう、人より上に立つ感覚というものを自尊心の拠り所にしているのだと思う。
悩んだときはノートに書き出す
書き出すことで、その状況に対して客観的な分析ができる。
私の場合は、バイトを続けるか辞めるか悩んでいたときにノートに書き出して分析した(結果、どう考えても辞めたほうがいいと判断した)。
頭で考えているだけだと、主観的な思い込みに左右されがちなためノートやPC、スマホに書き出してみることをおすすめする。
第三者に相談する
相談できる相手がいたら、これこれこういうことがあって〜などと相談するといいだろう。
職場だったら他の従業員にコンタクトを取ってみるのが一番だと思う。
ただ、モラハラしてくる人はこのへんを巧妙だったりするので気をつけられたし。
今まで会ったことのあるモラハラマンは、みなそういうずる賢さを持っていた。
離れる
静かにいなくなるのがよい。
すぐにいなくなることができないなら、まずは距離をおこう。
まとめ
私のケースでは、既に私が精神的に丈夫だったこと、逃げ場があったこと(他に仕事のあてがある、など)が大きかった。
もしそうでなかったとしたら、さくっと鬱病になっていただろう。
こういう経験からすぐに立ち直ることができたり、この経験をプラスに捉えて今後の糧にできる。
世の中そんな人間ばかりではないのだ。
非常にすっきりした。
ノートにペンで書きなぐるのでもよかったのだが、ちょっと、今回は「おれの嘆きをきいておくれ・・・」な気持ちが強かったので、不特定多数の方が見ることができるブログに書いた。
おしまい。